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【軍事】米空軍の驚異的傑作機が日本に舞い降りる日 「F−22ラプター」演習でも戦闘能力見せつけた[2/18]


2017/02/18 03:10

 極東最大の米空軍拠点である沖縄県・嘉手納基地。中国、北朝鮮情勢の雲行きが怪しくなると、この基地はにわかに忙しくなる。世界的にも「東アジア地域のミリタリーバランスを測る、1つの指標となり得る場所」といわれている。

 その嘉手納基地に7日から、米アラスカのエルメンドルフ空軍基地の第3航空団所属のF−22が段階的に12機飛来した。昨年1月以来、約1年ぶりとなる。山口県・岩国基地のF−35と合わせて、最新鋭のステルス戦闘機が初めて、日本で顔をそろえた。

 嘉手納基地訪問の目的は、1月30日から米グアムで実施されている日米豪共同訓練「コープノース」への参加だ。南シナ海の警戒監視も含まれているとも言われる。

 F−22は2005年に米空軍で配備が開始された。07年2月に早速、嘉手納基地にやってきて、世界を驚かせた。それ以降、年数回のペースで嘉手納基地を拠点として活動する。これまでも、目的がはっきりしない訪問ながら、数日から数カ月にわたり暫定配備されている。

 F−22は、初期型のF−15イーグルの後継として開発された。F−15が「制空戦闘機」と呼ばれるのに対し、F−22は「航空支配戦闘機」と期待される待望の次世代戦闘機であった。ステルス化を追求し、機体のデザインはこれまでの戦闘機とは大きく異なるものとなった。

 1996年から調達され、当初は750機の配備を計画していたが、コストが高すぎる点や戦術の見直しで、187機(試作機などは除く)で生産中止となった。

 「ならば強引にでも友好国に売りつけて外貨を稼ごう」というのが米国のやり方だ。そこで、次期主力戦闘機を探していた日本やイスラエルに白羽の矢が立つはずだった。だが、米議会は防衛技術の漏えいを恐れ、一切の輸出を禁じた。その間に、F−35の開発は進み、こちらは輸出の商談も順調に進む。

 結局、日本もイスラエルもF−35を選択している。完全にF−22の生産再開の道は閉ざされたかに見えた。だが、16年に米下院軍事委員会で「194機を追加生産したらどうか」と提案されており、その結論は今年中に出る。

 いろいろ不運が続いたが、F−22は傑作機であることは間違いない。初陣となった06年の演習で、F−15やF−16など既存機と戦い、2機こそやられはしたが、延べ241機を撃墜するという驚異的な戦闘能力を見せつけた。

 これほどの能力を持つ猛禽(もうきん=ラプター)が、今まさに沖縄で翼を休めている。

 ■菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。陸海空自衛隊だけでなく、各国の軍事情勢を取材する。著書に『こんなにスゴイ! 自衛隊の新世代兵器』(竹書房)、『ビジュアルで分かる 自衛隊用語辞典』(双葉社)など。

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F−22

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