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【企業買収/メディア】米コムキャスト、英スカイ買収を正式提案 3.3兆円


2018/04/26 07:32

日本経済新聞 2018/4/25 22:26
www.nikkei.com

 【ロンドン=篠崎健太】米メディア大手コムキャストは25日、英衛星放送大手スカイに正式な買収提案を
行ったと発表した。買収総額は220億ポンド(約3兆3千億円)。スカイを巡っては筆頭株主の
米21世紀フォックスが完全子会社化を計画しているが、英規制当局の審査が難航して実現していない。
コムキャストはフォックスを上回る買い取り価格を示し、本格的な争奪戦に入った。

コムキャストはスカイ1株あたり、現金12.5ポンドでの買い取りを提案した。2月下旬に公表した案と同額で、
規制当局の認可を経て年内の買収完了をめざすとしている。

 スカイは同日、コムキャストがフォックスを上回る金額で買収に乗り出したことを受け、フォックスが先に
出していた買い付けへの応募推奨を取り下げると発表した。一方、フォックスはスカイ買収の意向は変わらないとし
「選択肢を検討中」とのコメントを出した。 スカイはフォックスを率いるメディア王のルパート・マードック氏が
育てた放送局だ。英国やイタリア、ドイツを軸に欧州で約2300万人の視聴者を抱える。スポーツ中継などの
優良コンテンツを展開。2017年6月期の連結売上高は129億ポンド、純利益は6億9500万ポンドだった。

 コムキャストのブライアン・ロバーツ最高経営責任者(CEO)は声明で「スカイの事業はとても補完的で、
欧州で成長するためのプラットフォームになる」と説明した。買収が実現すれば、コスト削減などで
年間に約5億ドルの相乗効果が出ると見込んでいる。

 一方、スカイ株39%を持つフォックスは、残りの61%を取得することで16年末に合意した。完全子会社化を
目指しているが、マードック氏一族のメディア支配が強まることを警戒した英政府が難色を示し、
競争当局の審査が続く。フォックスは兄弟会社の傘下に英一般紙タイムズや英大衆紙サンなどがあり、
メディアの多様性が損なわれるとの見方があるからだ。

 フォックスは1株あたり10.75ポンドでスカイ株を買い取ることになっている。コムキャストはそれに
16%上乗せした額を提示した。英当局に買収を阻まれている間にライバルが現れたことになる。

 17年末には米娯楽大手ウォルト・ディズニーが、フォックスのコンテンツ事業を総額661億ドルで
買収することで合意した。譲渡対象にはフォックスが保有する39%のスカイ株も含まれる。
フォックスによる完全買収が実現しない場合、スカイはディズニーとコムキャストとの共同保有になる可能性もある。

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