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【企業買収/製薬】武田、買収合意へ最終調整 シャイアーが株主に提案推奨 総額7兆円に引き上げ


2018/04/25 12:01

日本経済新聞 2018/4/25 11:03 (2018/4/25 11:48更新)
www.nikkei.com


 武田薬品工業は25日、アイルランドの製薬大手シャイアーと、同社の買収合意で最終調整に入った。
同日、両社は交渉期限を5月8日まで延長すると発表。同時に武田が24日出した最新提案について、
買収総額を460億ポンド(約7兆円)に引き上げたことも明らかにした。シャイアーも武田の新提案について
株主に推奨する意向があることも示した。

 今回の両社の発表によると、武田の新提案はシャイアー1株の買収価格を49.01ポンドと設定。
武田が発行する新株27.26ポンド相当を割り当てると同時に現金21.75ポンドを支払うことでシャイアー株を
買い取る方針を示した。買収総額は460億ポンドとなり、これまでの提案にくらべ、15億ポンド(約2200億円)増える。

 今後、両社は条件の合意に向け、資産査定など詰めの作業に入る。武田はシャイアーに対して、
現金と株式の割合など他の条件についてもシャイアー株主の満足のいく提案をする意思があるとしている。
今後は両社の取締役会で買収の条件に関連し協議を続ける。

 シャイアーが上場する英国の規則で、当初は買収の意思をロンドン時間25日午後5時(日本時間26日午前1時)までに
公表する必要があった。

 シャイアーについては、同じアイルランドの製薬大手アラガンも買収を検討していることを19日に発表したが、
株価下落を受け検討を取りやめた。現時点では武田とシャイアーの2社による交渉となっているとみられる。

 ただシャイアーは利益率が高いとされ、さらに有利な条件で買収を申し出る企業が現れかねない。
期間延長で条件面を詰める余裕が生まれる一方、資金力に優れるライバルが現れることで武田の買収交渉が
暗礁に乗り上げる可能性もある。

 今回、武田が提案している買収案は現金と武田の新株発行を組み合わせた仕組み。シャイアーの既存株主は
保有する株価の対価として現金と武田が発行予定の新株を受け取り、買収完了後は武田の株主になる。

 買収額は7兆円規模になる可能性が高く、実現すれば2016年のソフトバンクグループによる英半導体設計
アーム・ホールディングスの買収(約3兆3千億円)を上回り、海外企業へのM&A(合併・買収)として過去最大になる。

 シャイアーとの買収交渉が延長されたと伝わったことを受け、25日午前の東京株式市場で武田の株価は
一時前日比9%安の4398円まで下落し年初来安値を更新した。巨額の財務負担を警戒する機関投資家などの売りが膨らんだ。

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