>  > 


【社会】なぜ男女の間で賃金格差が生じてしまうのか?


2018/05/15 19:55

続いて「男女の賃金格差」について。インタビュアーはイギリスでは男女の賃金格差が9%であるという具体的な数字を挙げて「なぜ性別が異なるだけで賃金格差が生じるのか?」について質問します。

これに対してピーターソン教授は、「多変量解析により、性別が格差を産むという事実は存在しないことが実証されている」と語りました。もちろん男女の賃金格差には性別も重要な要素として関わっているとしつつ、社会学者ならばその他の年齢・職業・興味関心・人格など、さまざまな要素に分解して解析する必要があると指摘。そして、その他の要素の方が男女の性別よりも賃金格差に大きな影響をもたらしている、とピーターソン教授は主張しています。

「実際に男女の賃金格差が『9%』という数字で表れています。これは不公平なことではないのですか?」とインタビュアーは畳みかけますが、ピーターソン教授は男女の賃金格差が存在することは認めつつ、「男女の賃金格差が性別により起きている」という認識は明らかに間違ったものだと指摘。もちろん多変量解析における18個ある要素のうちのひとつが男女の性別差であり、男女の性別により偏見が生じることも認めていますが、男女の賃金格差における性別の影響は「ほんのわずかなものだ」とコメントしています。

それでは何が男女の賃金格差の原因となっているのかと言えば、出世において有意に働く要素は「協調性のなさ」であるとピーターソン教授。協調性のない人物は周囲を従わせる「強引なリーダーシップ」を持っているとのことで、これが出世においては大きな役割を担っているというわけです。女性は男性よりも繊細なため協調性が高く、管理職になりにくいことが男女の賃金格差につながっているとピーターソン教授は考えているわけです。

加えて、スカンジナビア半島で行われた社会実験を紹介しており、男女に平等に職業を選択する自由を与えたところ、女性は20人に1人が看護師を選ぶのに対して、男性ではそれ以下の数字しか得られなかったことを明かしています。また、エンジニアを選ぶ女性の割合は、看護師を選ぶ男性の割合とほぼ同じで、これが給料のギャップを広げる原因となっているとしています。つまり、女性が自ら選ぶ職業や働き方は、資本主義において賃金の競争力が低い職業が多いというわけです。

別の研究でも男女平等が実現されるほどに女性は科学や数学の道を選ばなくなるという研究結果が出ており、こういった男女における選択の差が賃金格差の正体であり、男女の性別差によるものではないとピーターソン教授は主張しています。
gigazine.net

7.一覧へ戻る
*.
リンク元ページへ戻る

Twitterでつぶやく
LINEで送る
ニュースURL:


| Qwe | DatNews | DatPictures | auch | Flash Lite | オープンアプリ | メニューアイコン | WQVGA待受 | FWQVGA待受 | FWQVGA+待受 | WVGA待受 | FWVGA待受 | FWVGA+待受 | FWVGA++待受 | HXGA待受 | ダウンロード辞書 |
0.トップページへ
Supported by text.qwe