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【衣類】スニーカー新素材、ウールから木へ


2018/04/20 05:35

ウールのスニーカーが人気のシリコンバレーの新興シューズメーカー、米オールバーズが羊から木に軸足を移している。

同社は3月、ユーカリの木の繊維で作られた新作2モデルを発表。共同創業者のティム・ブラウン氏は同社のこれまでの斬新なウール使いについて「当社は新しいタイプのフットウエアの創造におけるリーダー的存在だった」と語り、「木でできたシューズも一見、理解し難いものに見えるだろう」と述べた。

同社によれば、革やプラスチック、ゴムなどを用いた一般的なシューズに使われる資源を100%とすると、ユーカリ素材のシューズはわずか5%の資源しか必要としないという。そして、ウールのシューズは暖かくふわふわしたフィット感から抗菌性といった特質まで良い点は多々あるものの、やはり夏場や雨の日には向かない。同社は湿気を逃すユーカリ素材のモデルが売り上げの季節変動を補い、米南部やオーストラリアでの販売促進に寄与することを望んでいる。

バイオ技術者である共同創業者のジョーイ・ズウィリンガー氏は、同社が製品の販売を開始した2年前から新素材の開発に取り組んできたと明かす。その間、同社のウール製スニーカー事業は創業者らも驚くほどのペースで成長した。

同社の戦略は当初から、ドレスシューズと雑多な特定のスポーツ向けスニーカーの間の大きな隙間を狙うというものだった。同社のランニングシューズはいわば、「チェルシーブーツ」(くるぶしくらいの高さでサイドにまちが付いているなどしたブーツ)と「ヴァンズ」の格子じまのスニーカーの間に位置する。カジュアルなスポーツウエアが徐々に堅苦しい作業着に取って代わり、消費者がオンラインショップで服を買い始めるという幸運なタイミングでもあった。「自分たちの成功に驚いている。快適さの力を大いに過小評価していた」とブラウン氏は話す。

大手メーカーも当然、追い付こうと必死だ。スニーカーブランドの間で商標権をめぐる訴訟が絶えないことからも分かる通り、優れたアイデアはあまねく模倣される。オールバーズのウール製スニーカーも例外ではなかった。

ナイキは最近、「エア・マックス」と「エア・ジョーダン」の両ラインにウール素材を投入。高級市場では伊ファッションブランドのエルメネジルド・ゼニアがメリノウールのスニーカーを525ドル(約5万6400円)で販売している。「はっきりしているのはウールがブームだということだ。当社がそのリーダーシップの一翼を担っているとすれば恐れ多く光栄だ」とブラウン氏は述べた。(ブルームバーグ Kyle Stock)
2018.4.20 05:00
www.sankeibiz.jp

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