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【ATM】キャッシュレス、ATMは消え去るのみ?


2018/05/08 07:41

現金自動預払機(ATM)が「中年の危機」に直面している。銀行や雑貨店、バーなど至る所に競争相手が設置されているだけでなく、電子商取引の広まりがATMの存在意義を失わせつつある。

米ATMメーカー、トリトン・システムズのダリル・コーネル最高経営責任者(CEO)は「米国にあるATMの総台数は50万台に近付いている。完全な成熟市場だ」と話す。

携帯電話を使ったモバイル・バンキングや「ベンモー」など個人間送金サービスの広まりもあり、ATMメーカーは生き残りをかけてソフトウエアや無人レジなどに目を向ける。

過去数年にわたり米国で稼働するATMの台数はほぼ変わらず、メーカーの収支報告会では繰り返し受注への懸念が示されてきた。調査コンサルティング会社RBRの調べでは、2010年から16年にかけてのATM稼働台数の伸びは1.4%にとどまる。

ビジネス・インサイダー・インテリジェンスの15年の調査では、ミレニアル世代の40%が「クレジットカードかデビットカードで代用できるなら現金の利用をやめる」と回答した。以降のデータはないものの、この割合は過去3年で増加した可能性が高いと同社は推測する。

ATMメーカーはこれまで、規制の変更に伴う改良サイクルの恩恵を受けながら操業してきた。だが、そうした買い替え需要は一時的な収入をもたらすにすぎず、市場の飽和によりATMの売り上げは最大90%も激減する可能性があると、業界ニュースサイトのATMマーケットプレイスは指摘する。トリトンのコーネル氏によれば、英国やカナダでは実際にそうした事態が起きている。

ATMコンサルティング会社、トレモント・キャピタル・グループのサム・ディツィオン氏は、ATMもキャッシュ(現金)もなくなることはないが、優れたハードウエア会社がソフトウエアも作るようになるのはより良いビジネスモデルだと主張する。だが、こうした戦略は米マイクロソフトなどと競合することをも意味する。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は「タップ・アンド・ゴー(非接触決済)」による支払いが現金をしのぎ、金融機関は使用頻度の少ないATMを撤去し始めると予測する。トリトンのコーネル氏は米国の現金利用は横ばいで減少していないと強調するが、トランスアクション・ネットワーク・サービスが行った調査では、ATMを全く利用しないとの回答が15年比8%増の29%に上った。(ブルームバーグ Lisa Fu)
2018.5.8 05:58
www.sankeibiz.jp

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