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【IT】ヘイトと暴言に満ちたGoogle社員用匿名掲示板


2019/02/08 19:24

今年の一月、Google(グーグル)のシステム信頼性エンジニアであるLiz Fong-Jones氏が、50万ドル分の持ち株を放棄し、11年間勤務したGoogleを退社してスタートアップ企業のHoneycomb.ioに転職すると発表しました。包括性や多様性を強く訴えて来た彼女は、Googleプロダクトや労働環境の倫理に関し、Google経営陣への不満を退社理由としています。特定の出来事は明記しませんでしたが、Googleでは最近、セクハラ事件の扱いやペンタゴン(アメリカ国防総省)のAIドローンプログラムとの関わりで社員によるストライキが発生しました。

差別と偏見に満ちたコメント
匿名掲示板アプリのBlind(ブラインド)にはGoogle社員専用のプライベートチャンネルがあり、そこでは彼女の同僚が退社を“祝福”していました。以下の抜粋は、安全のために匿名を希望しているGoogle社員から米Gizmodoが受け取った何百というコメントの一部です。Fong-Jones氏の退社に関するコメントは、彼女がトランスジェンダーで有色人種であることに対する差別と偏見に満ちています。

「今週末最高のニュースだね。彼女のシンパはみんな出て行けば良いのに」

「クソみたいな人間だな」

「悪性腫瘍がやっと切除された!」

「Googleには嬉しい瞬間だね」

「オニーサン、ヤスクシトクヨってか?タダでもいらね」

「そもそも彼女はGoogleで何やってたの? SJW(ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー、ダイバーシティなど社会進歩的な考え方を広める人を軽蔑的に指す言葉)のリーダー?」

「そんな感じ。いなくなってせいせいした」

「Googleが人種差別やマイクロ・アグレッション(自覚なき差別)、偏屈な考えの温床だというなら、お前に安全な場所なんてどこにもないよ。お前は被害者意識が永遠に抜けない。メンタルケアが必要なんだ」

「ずっと思ってたけど、Lizって何? 彼女はトランスジェンダー? 男にしか見えないけど」

「ああ、男だったんだよ」

コメントの中には、ハラスメントやドクシング(個人情報を漏洩させること)のためのサイトに投稿された、彼女に対するさらなる攻撃が書かれたスレッドのリンクが貼られていました(現在ではBlindに投稿された彼女に関するコメントの殆どは削除されています)。
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/02/08/190206_googleblind02.jpg

これらの暴言に対し、2月1日まで社員だったFong-Jones氏は米Gizmodoに対して以下のようにコメントしています。

「こんな人たちが私の同僚にいて、明らかに社内コミュニケーション規則に反する暴言を堂々としているのは、正直恐怖です。批判は受け止めることができますが、批判と私のジェンダーに対するヘイトはまったく別です」

匿名掲示板に集まる悪意
韓国で2014年にローンチされ、米国ではその翌年にリリースされたBlindは大企業(主にテック企業)が利用でき、社員用のメールアドレスでのみ作れるアカウントを通じて、プライベートで匿名な掲示板にアクセスできます。また、Blindには他社の社員も見ることのできる、パブリックで検索可能な掲示板も存在します。Blindによれば、データベースにはメールアドレスを保存しておらず、投稿した人間が誰かを調べられるデータもトラッキングしていないそうです。同社の企業理念によると、「職場の人間すべてに力を与え」、「黙殺されてきた意見に声を与えるために」このプラットフォームがデザインされたとのこと。しかし、年を経るごとに掲示板には悪意が集まり、社員が孤独や危険を感じるようになってきました。

(Blindの匿名メッセージを読む際に注意しなければならないのは、正社員だけでなく契約社員でも社員用メールアドレスを貰って書いていることがあり、退社した人間も掲示板に書き込むことができる点です)

Blindによると現在ユーザーは二百万人ほどで、49,200人がMicrosoft(マイクロソフト)、34,800人がAmazon(アマゾン)、13,500人がGoogle、そして10,500人がFacebook(フェイスブック)からだそうです。
以下ソース
www.gizmodo.jp

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