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【PC】もはやOSは収益源ではない Microsoftが目指す「脱」OSとは


2018/05/04 22:09

最近、驚いたニュースの1つといえば、これでした。

Microsoft、LinuxベースのセキュアなIoTイニシアチブ「Azure Sphere」
 セキュアCPU、OS、クラウドサービスを一体化したIoTソリューション、というのはもちろん大きなニュースですが、驚いたのは、OSが「Linux」ベースだということです。「Armチップ+Linux+クラウド」なんて、GoogleかAmazonがやりそうなことではないですか。普通に考えれば、OSは「Windows」でしょう。記事でもその点が強調されています。

Microsoftはかつて、IoTでもWindowsを推進していた。同社がカスタムLinuxカーネルを配布するのはこれが初

 もっとも、ここ数年のMicrosoftしか知らない人は、それほど驚かないかもしれません。Microsoftが歴史的ともいえる大転換をしたのは、4年ほど前のことです。

マイクロソフトがLinuxを「大好き」になった理由とは?

「相性の良くないもの」の代名詞ともいえたLinuxとWindowsの歴史的な和解(Microsoftの一方的な“心変わり”ともいえます)でした。CEOが変わっていなければ、こうはならなかったでしょうね。何しろ前任のバルマー氏は「Linuxはガンだ」と言っていたのですから。

もはやOSは収益源ではない
 Linuxの採用には驚きましたが、ここ数年、MicrosoftはそれまでのようなOSを中心としたビジネスモデルからの脱却を目指して、着実に手を打っています。それが「Windows as a Service」です。

「Windows 10」が“最後のWindows”ってどういう意味?
 調べてみると、この話題でブログを書いている人がいました。

脱OSに向かうMicrosoftのOSは、次のGoogleやAppleに向かうはずが……
 2年前にこの状況を見通していたのはすごいですね。

マイクロソフト自身がOS本体からの収益より、OSをポータルとした収益モデルに移行し始めたことを意味する。簡単にいえばOSなど100円でも0円でも実は構わない状態に向けて準備を始めたのだ

「何が何でもWindows」から「できればWindowsも」へ
結局、選択肢が増え、技術もフラット化している現代において、「プロプライエタリな環境へのロックインはもはや機能しない」ということでしょう。

 これはiPhoneが勢いを増してきた10年ほど前から起こっていたことで、Microsoftもいろいろと手を打ってきたわけですが、根本的に会社を変えるためにはCEOが交代するしかなかったわけです。バルマー氏の英断といえましょう。

Microsoftは、Windowsをメインとしながらも、幅広い技術をサポートするソリューションを提供し、そこから収益を得るモデルを確立しつつあります。その中で、「Windowsを選んでもらえれば幸せですが、Linuxも他のOSも、分け隔てなくサポートしますよ。なんなら、うちから提供しましょうか?」という姿勢に転じたのでしょう。
www.itmedia.co.jp

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