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シコ減っちゃった? 休場力士急増の「非常事態」に思う


2017/09/13 10:18

竹園隆浩2017年9月12日21時54分
写真・図版
宇良が欠場し、土俵上では逸ノ城の不戦勝が告げられた=飯塚晋一撮影


(12日、大相撲秋場所)

→相撲特集:どすこいタイムズ


 大量の休場者が出て「非常事態」になった要因の一つが、土の上で踏むシコが減っている事実だと思う。

 はっきり分かるのが巡業先での風景だ。昔から会場は体育館などが使われるため、土俵以外はタイルや板張りが多い。
それでも以前は「山げいこ」と呼ぶ空き地やグラウンドに円を描いただけの土俵を作り、そこでよくけいこした。円の周りでは十分にシコを踏み、たっぷり汗をかいた。

 ところが最近は警備上の問題もあり、山げいこはほとんどない。力士は各部屋のけいこ以外では土俵でしか土の上でシコが踏めない。
弾力性のある土と違い、硬い床の上でシコをたくさん踏むとひざなどに負担がかかる。結果、回数も減り、体作りを筋力トレーニングに頼る傾向が見える。

 巡業は本場所とともに相撲協会を支える二本柱。時代にあった環境作りも必要だと思うが、力士側にも基本を見直し、工夫する意識の改革が重要だろう。

 シコの「質」と「量」を高めることは、必ずけが防止につながる。(竹園隆浩)

www.asahi.com

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