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レイプ被害女性が「男っぽい」、被告の男らに無罪 最高裁は再審命じる イタリア[03/12]


2019/03/13 06:14

【3月12日 AFP】
イタリアで、レイプ事件の被告の男2人に無罪判決が下された2年前の裁判で、無罪の理由が被害女性の容姿が男っぽいからだとされていたことが、8日の破棄院(最高裁判所)の再審命令によって初めて明らかになり、女性を侮辱した判決だと怒りの声が巻き起こっている。

 事件は2015年、ペルー出身の女性がペルー人の男2人にレイプされたと訴えたもので、2016年に男2人の有罪が確定。だが翌17年、中部アンコーナ(Ancona)の裁判所で行われた上訴審で、裁判官らは女性の主張に信ぴょう性がないとして一審判決を破棄し、男らに無罪を言い渡した。

 女性側の上告を受け、破棄院が8日に再審を命じたことから、17年の裁判で男らが無罪とされた理由が初めて明らかになり、11日には女性の権利活動家ら約200人がアンコーナの裁判所前に集まり、「恥を知れ!」などと抗議の声を上げた。

■「女性は男らの好みではない」

 女性は、男2人から薬物の入った飲み物を飲まされ、一方の男が見張っている間に、もう一方の男からレイプされたと主張。医師の診断でも、女性の体についた傷はレイプ被害によるものと一致し、血液からも「デートレイプドラッグ」が検出されたという。

 しかし報道によると、17年の上訴審の裁判官らは、女性のほうから「熱情的な夜」を仕向けた可能性を排除できないと判断。さらに、被告の男たちが雄々しい「バイキング」というニックネームで女性の電話番号を登録していたことや、女性の写真からも、女性が男らの好みでなかったことは明らかだとしていた。男らに無罪を言い渡した裁判官は全員、女性だった。

 これらの上訴審判決はすべて破棄され、ペルージャ(Perugia)の裁判所で再審が行われることになる。(c)AFP

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