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【兵庫】親の精神障害、抱え込まないで 子ども同士が交流会[09/24]


2018/09/25 17:06

自宅で父親と話す野口愛さん。同じ悩みを持つ子どもたちが語り合える交流会を企画した=神戸市北区
https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201809/img/b_11669178.jpg

 精神に障害や疾患がある親を持つ子が集うグループ「WARAKATA(わらかた)」が今夏結成され、10月14日、神戸市中央区北長狭通1の「かどやビル」で、不安や悩みを語り合う交流会を初めて開く。父親に精神障害がある同市北区の専門学校生野口愛さん(23)が企画した。野口さんは父親のことを周囲に打ち明けられず悩んだ経験があるといい、「同じ境遇にある子ども同士で、抱え込む思いを言い合える会にしたい」と話す。(田中宏樹)

 野口さんは今春、甲南大学(神戸市東灘区)経営学部を卒業。在学中は人材派遣会社などの内定を得たが、精神福祉の知識を学びたいと、神戸医療福祉専門学校精神保健福祉士科(同市中央区)へ進学した。

 進路に大きな影響を与えたのは強迫性障害がある父親との生活。父親は手を洗い続けるなどの症状があり、強迫観念により夜中に公園をうろついたこともあった。昨年は重いうつ病を発症して気力をなくし、入浴ができなくなった。自宅で一日中泣く母親の姿も目にしてきた。

 「父の症状の悪化は見ていてつらく、自分のことを『生まれなかった方が良かったのか』と責めたこともあった」と野口さん。きょうだいはおらず、両親は60代で介護など将来への不安もあるが、これまで友人らにはほとんど悩みを明かせなかった。「障害に対する周囲の反応が気になり、恥ずかしさや差別されるのではないかという怖さもあった」という。

 専門学校に入学後、授業などを通し「障害や疾患は隠すことではない」と考えが変わった。同じ頃、インターネットで統合失調症の親を持つ子が集まる神奈川県のグループを知り、「同じ立場で悩む人の話に共感したり、経験を伝えたりすることで自分も人の役に立てる」と直感したという。そこで7月、皆が笑って語り合える場をと「WARAKATA」を立ち上げた。

 野口さんは以前、精神障害者の家族会に参加した経験を踏まえ「当事者の親や配偶者、子どもなど立場によって考えや受け止めは変わる」と強調。「交流会は同じ立場で不安や不満も含めて何でも話し、『少しだけでも頑張ってみようかな』と思える場所にしたい」と願う。

 午後2〜4時。参加費千円。事前にメールで予約が必要。

神戸新聞NEXT 2018/9/24 09:55
www.kobe-np.co.jp

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