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【アニメ】アメコミ原作「スパイダーマン:スパイダーバース」革命で日本アニメに危機?


2019/03/04 15:21

■アメコミ原作で「アカデミー賞長編アニメーション賞」受賞の快挙

『スパイダーマン:スパイダーバース』が、いま世界のアニメーション界を変えようとしている。

2月24日(現地時間)、ハリウッドのドルビー・シアターで、アメリカ最大の映画の祭典、アカデミー賞授賞式が開催された。この場で各賞の受賞者を発表、『ボヘミアン・ラプソディ』やNetflix映画『ROMA/ローマ』などの話題作が次々に栄冠を勝ち取った。

長編アニメーション部門で最優秀賞に輝いたのが『スパイダーマン:スパイダーバース』(以下、『スパイダーバース』)だ。おなじみスパイダーマンシリーズ初の長編アニメーション映画である。日本の『未来のミライ』や、ピクサー『インクレディブル・ファミリー』、ディズニー『シュガー・ラッシュ:オンライン』、巨匠ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』をかわしての受賞である。

〔ものがたり〕ニューヨーク・ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はとある事件で得たスパイダーマンの力をコントロールできずにいた。ある日、時空が歪められる大事故が起こる。激しい衝撃により集められたのは、異なる次元=ユニバースで活躍する、様々なスパイダーマンたちだった! 3月1日〜3日IMAX版先行上映。3月8日から全国公開。

『スパイダーバース』は、すでにゴールデングローブ賞、アニー賞、各映画批評家協会などの有力な賞を総なめ状態。だから受賞への反応の多くは「順当」だ。
ただ「ちょっと待って欲しい」。半年前はどうだっただろう。おそらく誰もこの結果は想像していなかった。

「スパイダーマンのアニメーションが、アカデミー賞? そんな馬鹿な!」。そんな感じだろう。

これは作品の良し悪しとは別の問題だ。
アカデミー賞の対象は、「映画芸術として素晴らしいもの」だ。アメコミ原作や、テレビ番組のようなスタイルは、ちょっと俗っぽ過ぎる。

実写映画ではアメコミ原作でアカデミー賞の作品賞、監督賞を受賞した作品は存在しない。2018年に記録的な大ヒット、高評価を獲得した『ブラックパンサー』も衣装デザイン賞、美術賞、作曲賞にとどまった(今までの最高は『(バットマン)ダークナイト』の2冠)。

長編アニメーション部門も同じだ。これまでの受賞作はディズニーやピクサー、2002年の『千と千尋の神隠し』も含めて、全て大人も子ども観られる作品だ。ノミネートに広げても、これに海外を中心にしたアート作品が加わるだけである。
ところが『スパイダーバース』のアメリカでのレーティングは、子どもが観るのに親の指導が必要な「PG」。この映画のターゲットはヤングアダルトである。大人向けアクションアニメーションのアカデミー賞初進出なのだ。

『スパイダーバース』は、アメリカのアニメーション界に大きな革命を起こしている。これまでジャンク扱いだったスーパーヒーローのアニメーションを「映画」として批評させ、ギークな世界が表舞台に飛び出した。それが一般観客の心も掴む。大人向けのアニメーションというジャンルを世に知らしめたのだ。

続きはソースで

http://www.spider-verse.jp/site/assets/img/common/share.jpg
friday.kodansha.co.jp

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