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【アニメ】「ヴイナス戦記」30年越しに“封印解除”でブルーレイ化 安彦良和「見てやってほしいと切に思う」


2019/03/17 01:30

テレビアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどで知られる安彦良和氏によるSF漫画を、安彦氏自らの監督で映像化した劇場アニメ「ヴイナス戦記」のブルーレイ化が決定した。

同作は、人類の居住が可能になった金星(ヴイナス)を舞台に、アフロディアとイシュタルという二大自治州による戦争を描く物語で、1989年に公開された劇場アニメ版は、戦争に巻き込まれた少年ヒロに焦点を当てた原作漫画の第一部をベースとして制作された。危険なバイクレース「ローリング・ゲーム」に興じていたヒロは、イシュタル軍の侵攻により日常を奪われ、アフロディア軍の戦闘バイク部隊「HOUND」の兵士として苛烈な戦いに身を投じていく。

劇場アニメ版は、安彦氏の意向によってネガフィルムが封印されたため、VHSやLDの発売後、長らくパッケージ化されてこなかった。しかし、2018年6月の特別上映で作品の仕上がりを再確認した安彦氏が封印の解除を宣言。30年越しに初めて開封が実現し、フィルムが非常に良好な状態で保存されていたため、通常より鮮明な画質でのデジタルリマスターが成功した。

ブルーレイは、特装限定版として7月26日に発売。安彦氏による描き下ろし収納ボックス、特製ブックレット、縮刷パンフレットが付属するほか、映像特典として特報を収録し、価格は7800円(税抜き)。公式サイトほかでは、冒頭10分間の本編映像を公開している。

安彦氏はブルーレイ化にあたって「30年前、僕は敗者でした。その屈辱と自分への苛立ちで、僕は本作を封印したのです。それは、昭和が終わる、さまざまな意味での節目の年でした。30年が経ち、今、平成という次の時代も終ろうとしています。デジタル配信の時代になり、“封印”という古びた手法ではもう作品を隠せないことを教えられ、僕は本作と再会しました。なつかしかったです。どの画面も、そして、字幕で見るスタッフの、あの名前も、この名前も。今は、作品と、みなさんに詫びたい気持です。そして、見てやってほしいと切に思っています。タイムカプセルから出た本作を、現在(いま)の時代の目で」と往時を振り返りつつ、ファンに向けて呼びかけている。

なお、ブルーレイ発売のほかにも、同作の公開30周年記念プロジェクトとして、このほど制作されたHDリマスター版を使用した上映や配信、原作漫画の電子書籍化など、さまざまな展開が行われる予定だ。詳細は、随時公式サイトで発表される。

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anime.eiga.com

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