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【劇場版アニメ】日本アニメ映画2019年の傾向を占う


2019/01/11 22:55

ひと口に「アニメ映画」といってもその内実はさまざまで、日本製アニメ映画は大きく4つのカテゴリーに分けることができる。2018年のアニメ映画を例に各カテゴリーに分け、そのカテゴリーから2019年の日本アニメ映画の傾向をみてみよう。(文:藤津亮太)
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■4つのカテゴリーに分けてみると…

 カテゴリー1は、全世界興行収入が100億円を超えるヒットとなった『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』のような、テレビシリーズを前提に年1回のペースで定期的に制作される作品。
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 カテゴリー2は、『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』のように人気のテレビシリーズの続編や番外編といった趣向で制作される、スペシャルな1本。カテゴリー3は先日ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『未来のミライ』のように、作品単体で成立し、監督が作家としてフィーチャーされるタイプの作品。カテゴリー4は、本来はOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)やテレビシリーズとして制作されているが、ファーストウィンドウ(作品の最初の放送配信権利)として映画館を選んだ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のような作品。

※映画『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』特報 youtu.be

 この4つのカテゴリーは、それぞれのビジネス的な狙いや背景の違いが反映された結果として生まれている。そして近年のアニメ映画の本数が年間80本以上というかなりの数で安定しているのは、各カテゴリーがそれぞれの理由で活況を呈していることの反映だ。この傾向は2019年も変わらず続きそうだ。

【カテゴリー1】テレビシリーズを定期的に映画化

 カテゴリー1での注目作はやはり4月12日公開の『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』。ここ6作品連続で、シリーズの興行成績を塗り替えてきた長期シリーズが、どんな切り口で最新作を盛り上げてくるのか楽しみだ。また『コナン』と同じく2018年に過去最高の興行成績を上げた『映画ドラえもん』は、直木賞作家の辻村深月が脚本を担当する『映画ドラえもん のび太の月面探査記』を3月1日に公開する。また夏の映画『ポケットモンスター』は劇場版第1作との関連を思わせる『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』というタイトルになっている。 
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 また定期的に製作されてはいないが、人気シリーズの映画化という点で昨年12月公開の『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』や、2月8日公開の『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』、8月9日公開の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』といった原作が週刊少年ジャンプ連載の作品群も話題となりそうだ。
※「劇場版シティーハンター」特報 | 2019年2月8日(金)全国ロードショー youtu.be

【カテゴリー2】テレビシリーズの続編や番外編をスペシャル版として制作
 
カテゴリー2では、1月4日公開の『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』、2月9日公開の『コードギアス 復活のルルーシュ』に期待がかかる。人気シリーズの劇場版で、いずれも「ラストシーンのその先」を描く趣向だ。一度終わった作品のその先にどのような物語を紡ぐか、ファンの期待は大きい。

※2019年2月9日公開『コードギアス 復活のルルーシュ』劇場予告編 第1弾 youtu.be

【カテゴリー3】監督が作家としてフィーチャーされる作品

 カテゴリー3は今年も注目作が並ぶ。1月25日公開の『あした世界が終わるとしても』は、2018年秋のテレビアニメ「イングレス」を監督した櫻木優平監督のオリジナル作品。母の死が原因で心を閉ざしがちな高校生・真の前に、「もうひとつの日本」からやってきた「もうひとりの僕」が現れる……といった、枝分かれした時間軸の異なる世界での展開に期待が高まる。
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 さらに6月には『夜明け告げるルーのうた』(2017)の湯浅政明監督による『きみと、波にのれたら』、7月には『君の名は。』の新海誠監督の『天気の子』、9月には「ソードアート・オンライン」の伊藤智彦監督が初のオリジナル劇場アニメーションに挑む『HELLO WORLD』がある。奇しくも3作品ともにラブストーリーとして、2018年に続き次世代を担う監督たちの作品が並んでいる。
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続きはソースで

www.cinematoday.jp

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