>  > 


【映画】 注目映画紹介:「町田くんの世界」不器用な男子が恋に目覚め… 岩田剛典、戸田恵梨香ら主役級が高校生役で超新人を取り囲む


2019/06/07 21:26

2019年06月07日 映画
 「舟を編む」(2013年)などで知られる石井裕也監督の新作「町田くんの世界」が、6月7日から丸の内ピカデリー(東京都中央区)ほかで公開される。勉強も運動も苦手だけど、人を愛する才能に長けた男子高校生が、恋を知り、自分と向き合い、周囲に影響を与えるさまをコミカルに映し出す。1000人を超えるオーディションで選ばれた新人の細田佳央太さんと関水渚さんを、池松壮亮さん、岩田剛典さん、前田敦子さん、高畑充希さん、太賀さん、戸田恵梨香さん、佐藤浩市さん、北村有起哉さん、松嶋菜々子さんら主役級俳優陣が包んでパワフルに展開する。

 原作は15〜18年にマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、16年に手塚治虫文化賞新生賞受賞を受賞した安藤ゆきさんの同名マンガ。

 町田一(細田さん)は勉強も運動もできず、要領も悪く、携帯電話も持っていない地味な高校生。温かい家族と暮らし、人を愛する才能だけはズバ抜けていた。ある日、授業中にけがをして保健室を訪れると、そこでサボっていた猪原奈々(関水さん)と出会う。不在だった先生の代わりに手当てしてもらった町田くんは、人嫌いの彼女に心を奪われ……というストーリー。

 細田さんはこれまで登場人物の幼少期役はあったものの、これが映画初主演。関水さんは17年にCMデビューをしたばかりの新人だ。2人共、「主演は新人で」とは決めていなかった石井監督のハートをつかみ、異例の大抜てきをされた。同じ高校生の役を、岩田さん、高畑さん、前田さん、太賀さんが演じ、リズム感のある芝居で楽しませてくれる。

 メガネ男子の町田くんは、とにかく一生懸命。全ての人が好きだが、まだ恋を知らなかった。彼の善行と、不器用な日常、そして愛すべき性格がテンポ良く語られていき、冒頭からワクワクする。

 純朴そうな風貌の町田くんと、野性味のある美少女、猪原さんが恋に落ちる瞬間を、不器用男子の視点で見せてくれ、ニヤリとさせられる。その後、恋という、生まれて初めての感情に出合った町田くんが、頭をかきむしり、翻弄(ほんろう)されていき、疲れた大人や友達、周りをどんどん巻き込んでいく。予想のつかない展開、ラストまでパワフルで、スクリーンから目が離せない。

 石井監督にとって、初めての少女マンガ原作。新人俳優と主演級俳優とのコラボレーションを、緊張感を持って35ミリフィルムで撮り上げた。町田くんの遅過ぎる走りっぶりがあまりにも面白い。原作にある「50メートルが12秒4」を実写化するため、細田さんは訓練を積んだそう。主題歌は、平井堅さん書き下ろしの「いてもたっても」。(キョーコ/フリーライター)
mantan-web.jp

7.一覧へ戻る
*.
リンク元ページへ戻る

Twitterでつぶやく
LINEで送る
ニュースURL:


| Qwe | DatNews | DatPictures | auch | Flash Lite |
0.トップページへ
Supported by text.qwe