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【話題】ディズニーが「科学が好き」という要素をヒロインの特徴付けにのみ使っているという指摘


2019/04/02 17:28

ディズニー映画には多くのヒロインが登場して様々な活躍を見せます。しかし、個性の一つとして与えられている「科学好き」について、あまり生かせていないとエンターテインメント系ライターのKaren Han氏から指摘が入っています。

Disney keeps using science as a substitute for young female personality - Polygon
www.polygon.com

Han氏は2018年に公開されたディズニーの実写映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を視聴した際、この映画は過去作のリメイクや続編ではないにもかかわらず、妙な既視感を覚えたとのこと。そして最近になってようやく、2017年に公開された実写版「美女と野獣」との共通点を見つけたそうです。

2作のディズニー映画にHan氏が見いだした共通点とは、いずれも「ヒロインが科学好きである」という点。Han氏は「ディズニーの実写映画に登場するヒロインの全てを科学オタクにすることに問題はないでしょう」と述べつつも、映画内でこの特徴がうまく生かされていないという事実は好ましくないと指摘しています。

Han氏によると、いずれの映画も冒頭でヒロインの科学好きをアピールしておきながら、結局その科学好きという要素は単なるヒロインの特徴付けにしかなっていないとのこと。たとえばエマ・ワトソンが「美女と野獣」で演じたヒロインのベルは、映画の最初で洗濯機のプロトタイプを考案します。しかし、科学好きという特徴が現れたのはほぼこの点のみであり、もし冒頭にこのエピソードがなければ、観客のほとんどはベルが科学好きであるという特徴など忘れているだろうとHan氏は主張。
https://i.gzn.jp/img/2019/04/02/disney-use-science-female-personality/01_m.jpg

また、2019年に公開された「ダンボ」では、ダンボの世話をするミリーが化学の実験セットを所有する化学好きであるとされていますが、結局映画の中でミリーは実験セットを使いません。その一方でダンボの訓練には「科学的な方法で」と主張するものの、実際に科学との関わりは薄いとのこと。

Han氏は「この特徴付けがよかれと思ってされたものだという点に疑いの余地はありません」としつつも、結果的に科学好きという特徴はベルやミリーといったヒロインのコスチュームに過ぎず、映画の本筋やヒロインの成長に関係してこない点が不満だと述べています。一方で、ヒロインの科学好きという特徴をうまく生かした映画としてHan氏が名前を挙げたのは、「五次元世界のぼうけん」や「ブラックパンサー」でした。

「五次元世界のぼうけん」に登場するメグや「ブラックパンサー」のシュリはいずれも科学的情熱を持っており、その科学好きという要素が物語に大きく関わってきます。メグは科学者である両親の影響で科学好きになっており、失踪した科学者の父を追うことが物語の始まりとなりました。また、シュリは天才科学者でありブラックパンサーのスーツを開発したほか、カーチェイス中に車を遠隔操作して危機を回避するといった活躍を見せているとHan氏は主張しています。


Han氏はディズニーヒロインの科学好きという特徴について、女性の賢さや知的好奇心を表すために使われているのだろうとしています。この要素が表面的な特徴に終始するのではなく、映画内でうまく活用されるとさらに好ましいとHan氏は述べました。

gigazine.net

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