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【超歌舞伎】 待ってました電話屋!超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」で中村獅童と初音ミクが共演


2019/05/08 19:42

エンタメ 舞台Last update: 2019/4/30

 4月27日と28日、日本最大級の動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議2019」が開催されました。「ニコニコ超会議」の目玉のひとつと言えば、毎年、多くの来場者を魅了している「超歌舞伎」ということで、観劇に行ってきました。

 今年で4回目となる超歌舞伎。今回の演目は、2016年のニコニコ超会議で上演された初めての超歌舞伎で披露され、「第22回 AMD Award ’16大賞」や「総務大臣賞」など、数々の賞を受賞した、歌舞伎の名作「義経千本桜」と初音ミクを代表する曲「千本桜」を融合させた、オリジナル「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」。その時と同様、中村獅童さんが佐藤四郎兵衛忠信(さとうしろうびょうえただのぶ)を、初音ミクさんが初音未來、美玖姫(みくひめ)の2役、澤村國矢さんが敵役である青龍の精(せいりゅうのせい)をそれぞれ演じるほか、中村蝶紫さんが美玖姫の母である初音の前(はつねのまえ)を演じました。

 そんな名作を観劇するのに、超歌舞伎はもちろん、歌舞伎すら一度も見たことがない筆者だけでは心もとないと、おたくま経済新聞編集部の仲間である咲村記者が同行してくれました。観劇の前日、学生時代歌舞伎座の大向こうに通っていたという咲村記者に、獅童さんが佐藤四郎兵衛忠信を演じるのは、超歌舞伎を含めて今回で6回目であることや、下敷きとなっている「義経千本桜」の簡単なあらすじなど、歌舞伎を見る前の心得を教えてもらい、いざ!参らん!!

 今回の見どころは、前回の上演を踏まえ改めて脚本や演出を見直したことはもとより、美玖姫が艶やかに舞う場面では鼓唄を自ら唄って舞う場面や、重厚な竹本(たけもと)と軽快な長唄の掛け合いで展開し、獅童さんと美玖姫が一緒に踊る軍物語(いくさものがたり)、昨年よりも進化したNTTの超高臨場感通信技術「Kirari!」により、獅童さんと美玖姫との自然な共演を実現したところなど、たくさんありました。

 幕が開くと、裃姿の中村獅童さんが舞台に登場し、超歌舞伎の口上を述べます。歌舞伎俳優には、それぞれの一門(親子の血縁や、師匠と弟子の関係)によって「屋号」というものがあり、いわゆる大向こうからの「かけ声」は、俳優さんのお芝居に対して屋号を言うことで、褒めたり励ましたりする役割を担っているんだそうです。かけるタイミングもセリフの呼吸や鳴り物の展開に合わせ、タイミングよくかけないと逆にお芝居のリズムを壊してしまうこともあるとか。
とはいえ、ニコニコならではの超歌舞伎ですから、あまり難しく考えないで歌舞伎に親しんでほしいということでした。ちなみに、中村獅童さんと門下の中村蝶紫さんは「萬屋(萬屋錦之介さんの家系)」、澤村國矢さんは「紀伊国屋(澤村藤十郎一門)」、初音ミクさんは「初音屋」、そして「Kirari!」などの技術協力をしているNTTグループはそのまま「電話屋」。電話屋……というところで、会場からは笑いが起きました。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

(c)超歌舞伎
取材協力:ニコニコ超会議実行委員会

(取材:佐藤圭亮)

edited by 佐藤圭亮
URL: otakei.otakuma.net
Published: 2019/4/30 16:40 © C.S.T.ENTERTAINMENT Inc.

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