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【アメリカ】カルト的人気の日本産ウイスキー、ついに米国上陸へ[07/19]


2018/07/19 18:24

私はジャパニーズウイスキーの大ファンで、過去にもフォーブスで紹介記事を書いたことがある。

日本のウイスキー業界で使われる「ウイスキー」のつづりは、米国で使われる「whiskey」から「e」を抜いた、
スコットランド式の「whisky」だ。これは日本の製造業者が、スコッチから直接影響を受け、
世界最古かつ最高評価の製造業者らを常に見習いながら生産を行ってきたことが主な理由だ。

ただ、受賞歴と評価の点では、日本のウイスキーが敬愛し手本とするスコッチを超えたこともある。
2014年、サントリーのシングルモルトウイスキー「山崎シェリーカスク2013」が世界最高のウイスキーとして認定され、世界中で話題を呼んだ。
また、映画『ロスト・イン・トランスレーション』でビル・マーレイ演じる主人公が
コマーシャルに出演して有名になったブレンデッドウイスキーの「響」は、
これまで試したあらゆる価格帯のブレンデッドスコッチよりも私好みの味わいだ。

しかし、日本でよく知られながらも、今まで米国で販売されてこなかったウイスキーが、間もなく海を越えて到来しつつある。

1986年に発売されたニッカウヰスキーの「フロム・ザ・バレル」は、カルト的な人気を確立。
多くの蒸留酒ファンが、日本を旅行した際には手荷物に入れて慎重に持ち帰ってきた。
しかし、2018年8月からはその必要はなくなる。
ニッカの米輸入業者であるホタリング・アンド・カンパニー(Hotaling & Co.)が、米国で販売を開始するからだ。
近年の多くの限定・特別販売とは異なり全米で発売され、値段はメーカー希望小売価格が65ドル(約7500円)と非常に手頃だ。

日本のウイスキー産業の生みの親の一人、竹鶴政孝は、スコットランドで製造技術を学んだ後の1934年、
スコットランドの海岸沿いの蒸留所に最も環境が近い北海道・余市に蒸留所を開いた。
余市蒸留所の製品は潮の香りが特徴で、小さなポットスチル(単式蒸留釜)を使った昔ながらの石炭直火蒸溜法を使用することで有名だ。

2つ目となる宮城峡蒸留所は1969年に開設され、スコットランドの内陸部スペイサイド地域にある蒸留所を模したものだ。
同施設では、より大きなポットスチルを使った蒸気間接蒸溜方式を採用している。

ニッカはシングルモルトウイスキーで有名だが、
「フロム・ザ・バレル」は本格的で豊かな香りと味わいを求めて作られた複雑なブレンデッドウイスキーだ。
100種類以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされているが、
全てニッカの余市・宮城峡蒸留所で製造されたものだ。
これらはバーボンやパンチョン、シェリーバット、ホグスヘッドといった複数の種類のたるで熟成される。

アルコール分は103プルーフ(51%)と高いため、幅広い種類の味がうまくブレンドされている。
また、3〜6カ月追加で熟成させることで、ブレンドに調和が生まれる。

ホタリングのデニス・カー社長兼最高経営責任者(CEO)はリリースで
「ニッカウヰスキーの『フロム・ザ・バレル』は日本国外でのベストセラー商品」と説明。
「人々に愛されているこのウイスキーを米国で展開できることに喜びを感じている。
全米のバーテンダーが、このウイスキーを基にした創造的なカクテルを作るのを見るのが楽しみだ」と述べている。

「フロム・ザ・バレル」は、ホタリングが輸入するニッカ商品として13点目だ。
米国で購入可能な人気ブランドにはこの他、シングルモルトの「ニッカ・カフェモルト」、「余市」(年数記載なし)、
「宮城峡」(年数記載なし)、「竹鶴ピュアモルト」がある。
また、ジンやウオッカ、「カフェグレーン」を含むグレーンウイスキーも人気だ。

ちなみに、「カフェ」といっても、コーヒーとは何の関係もなく、
これはニッカが1963年にスコットランドから輸入した「カフェスチル」と呼ばれる極めて旧式の珍しい蒸留機を使って製造していることを示したものだ。

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Forbes
forbesjapan.com

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