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【おかね】消えた2千円札を探せ!誕生から18年、今も1億枚が現役。沖縄では流通が増えていた


2018/07/09 13:31

headlines.yahoo.co.jp

つい最近、お釣りで2千円札をもらいました。昔は沖縄在住の伯父からのお年玉と言えば、2千円札がお決まりでしたが…。
そういえば、このごろ全く見なくなりました。どこに消えてしまったのでしょうか。まだ流通しているのか調べてみたところ、
1億枚近くが世間に存在していることが判明。さらに、沖縄では年々増えていたことも分かりました。

2000年に誕生

日本銀行広報課によると、最新のデータ(2018年5月)の2千円札の流通量は1964億円あります。
単純計算でも1億枚近く(正確には9820万枚)が世の中に存在していることになります。
それだけあるのに見かけない、かなり不思議な現象です。

そもそも日本ではまれな「2」のついているこのお札は、九州・沖縄サミットと西暦2000年を記念して、2000年7月に誕生しました。
42年ぶりとなる新しい額面の紙幣でした。表には那覇市の首里城の入り口にある「守礼門」がデザインされ、
誰の肖像画も描かれていない(裏には鎌倉時代の作の紫式部らがいますが…)ことなどが話題になりました。

新札は15年出ていません

追加で製造された2003年を最後に新札は出ていません。流通量は2004年度に約5億枚で最多となっていますが、
その後は徐々に減り、現在の1億枚となっています。アメリカの20ドル紙幣、EUの20ユーロ紙幣がよく引き合いに出されますが、
生まれながらにして「2」になじみのない国民性が災いしたのでしょうか。それでもまだ1億枚はあります。

日本銀行は2千円のメリットについて「現金の支払いや受け取りに要する紙幣を節約できる」と「偽造抵抗力が強化される」
の二つだとします。個人的には、千円札でかさばるなと感じた経験はないように思いますが…。お札を傾けると表の左下には「2000」、
裏の右上には「NIPPON」の文字が浮かび上がったり、表の右上の「2000」の文字は角度を変えると色が変わったりといった
新しい偽造防止の技術は画期的でした。

最強の沖縄

一方、沖縄県内での流通量は年々増えていました。日本銀行那覇支店のまとめでは、2018年5月は592万枚。
最も少なかった2001年4月(157万枚)の3.7倍になっています。

「めんそーれ沖縄県民運動」という活動の中で、「2千円札の普及活動」が以前は実施されていました。
ですが、沖縄県観光振興課の担当者は「今年度から普及活動はやっていません」と話します。
前年度に東京で開催されたイベント「沖縄ナイト」で2千円札に交換可能な両替機を設置したのが最後だったといいます。

さらに、沖縄のATMからは2千円札が出てくるといううわさも。琉球銀行に聞いてみると、担当者が「県内のATM約350台に、
『二千円札優先』というボタンをつけています」と教えてくれました。観光客がよく押しているといいますが、逆に言うと、
押さなければ出ません。それでも、月に1千万円ぐらいはATMから2千円札が出ているそうです。

なぜ沖縄で人気があるのでしょうか。琉球銀行の担当者は「2千円札の表面と沖縄のイメージが強く結びついているからではないでしょうか」
と話します。「お祝いの時に渡したり、記念品として受け取ったり。ですから、あまり普段使いはしないのでは」との分析に納得です。
約1億枚が存在していても、しまい込まれていることが多いような気がします。

2千円札の未来は…

日本銀行が普及させるために作ったパンフレット「弐千円物語」では、「現在、世の中に出回っている二千円券は1.2億枚(2000年10月末現在)。
将来の発行枚数は五千円券(当時4億枚)を上回るものと考えられます」と書かれていました。一時は本当に超えた2千円札でしたが、
今後はどうなっていくのでしょうか。私は2千円札を大事にとっておこうと思います。


2千円札
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