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【マリファナ】スイスの合法大麻ブームに暗雲?


2018/08/11 11:21

チューリヒで合法大麻の販売店を営むヴェルナー・ブッシュさん(59)は、スイスで初めて合法大麻「カンナビスCBD」の室内栽培を始めた人物だ。1年前、ブッシュさんはスイスインフォのインタビューで、精神作用物質を多く含まない合法大麻がブームだと語った。だが、現状はあまりよくないという。

 記者がブッシュさんの室内栽培場を最後に訪ねたときには、麻薬取締局の私服警察官による立ち入り検査が行われていた。室内大麻栽培場が違法でないかを調べるためだった。改めてブッシュさんを訪れると、10人の若者が長いテーブルに付いていた。ゴム手袋をはめ、細心の注意を払って大麻の枝から花を取り分けていた。

 乾燥室にいたブッシュさんは、室内が散らかっていることをわびた。床は大麻草とほこりだらけだ。ブッシュさんは「今作業の真っ只中ですよ」と言い、最近の収穫物を見せてくれた。

 室内栽培場は、チューリヒ空港近郊のリュムラング(Rumlang)にある工業用建物の地下室を使っている。栽培している大麻草の数は前年に比べ、2700本から6千本と倍に増えた。

 ということは、合法大麻「カンナビスライト」や「カンナビスCBD」の売れ行きが好調だということ?ブッシュさんは「全然。マーケットはすっかり変わってしまった」と話す。

生産者は5人から630人に
 カンナビスライトは約2年前から市場に出回っている。合法大麻は精神作用物質THC(テトラヒドロカンナビノール)が1%未満のものを指す。ヘンプライトなどと呼ばれる合法大麻の販売店舗は増加の一途をたどる。自動販売機でも、合法大麻たばこを購入できる。

 CBD(カンナビジオール)はTHCのような「ハイになる」作用を持つ物質に分類されないため、麻薬取締法の対象には含まれない。つまり禁止薬物ではない。この物質は炎症の治療、鎮痛、沈静などの効果があるとされる。しかし、連邦内務省保健局は「CBDの医学的効果についてはまだ十分に研究が進んでいない」と忠告する。

 連邦税関事務局(EZV)の統計を見ると、カンナビスCBDの国内取引量が分かる。2017年初め、生産者登録はわずか5人だったが、今年初めは490人だった。現在は630人に上る。ただ、このブームは生産者にとっては痛手だ。価格が下落するからだ。

カンナビスCBDの過剰生産
 「当初、1キログラム当たり6千フランで販売されていたが、その後4千フランに下落した。現在では1キロ当たり1700フランもらえればいい方」とブッシュさんは話す。今スイスでは大麻が過剰供給に陥っているという。多くの生産者が場所の賃料、照明と電気代、換気、肥料などのコストをどうまかなうか、頭を悩ませている。

 既に半ば諦めの境地に達した生産者もいれば、安い刈り入れ機を導入してコストを削減した生産者もいる。ブッシュさんの栽培場では「大麻草を傷つけず、最高の品質を保証する」ため、いまだに手作業を続けている。ブッシュさんはこのビジネスに参入する前は、電気技師として40年間働いていた。

 栽培場を拡大したにもかかわらず、生産量はひと月約20キロと変わらない。ブッシュさんは生産量を上げても意味がないと話す。「市場は飽和状態なので量を増やしても売れない。それよりは質の向上を目指している」



※長いので続きはソースで
swissinfo.ch 2018-08-09 08:30
www.swissinfo.ch

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