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【国際】キルギスの“誘拐婚”「アラカチュー」 女子医学生刺殺事件で批判高まる 「目には目を、血には血を、だ」


2018/08/11 17:47

キルギス北部ソクルクに設置のユルトで執り行われた、誘拐婚の末に殺害されたトゥルダーリ・クズさんの死去後40日目の葬制儀式(2018年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Vyacheslav OSELEDKO
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【8月11日 AFP】旧ソ連構成国キルギス北部ソクルク(Sokuluk)の住宅脇に設置されたユルト(カザフやギルギスら少数民族が使う移動式テント)」の中で先ごろ、ある若い女性の死を悼む伝統的な葬制の儀式が行われた。親族女性らの泣き声はユルトの外にも漏れ響いていた。

 亡くなった女性は、小児科医を目指していた医学生のブルライ・トゥルダーリ・クズさん(20)。母親のグリナラ・コジャナリエワさんはAFPに、「あの子は私の末娘だった。謙虚で行儀の良い子だった」と涙ながらに語った。

 トゥルダーリ・クズさんは、いわゆる「誘拐婚」の犠牲者だ。長く付き合っていた恋人との結婚を望んでいたが、今年5月に北部チュイ(Chui)州の警察署内で、嫉妬に狂った誘拐犯の男に殺害されたのだ。

 彼女の遺体を見たという家族の話によると、その胸部には、彼女と彼女の恋人のイニシャルである「N+B」の文字が、容疑者の男(30)によって刻まれていたとされるが、警察当局はこれを事実ではないとして否定してる。

 容疑者の男は、自らに対する不利な証言を恐れ、警察署内で女性を刺殺した。この事件では、少なくとも警官23人が職務怠慢で懲戒や停職、解職の処分を受けている。

 この事件は、人口約600万人の同国を震撼させた。数千人の人々が抗議のために街頭に繰り出したほか、国連(UN)や複数の人権団体も非難の声を上げた。

 家族は警察の説明を認めていない。おじのセイトさんは、家族が自らの手で始末をつけるべきだとAFPに強い口調で語り、「法律が機能しないなら、われわれが行動するべきだ。目には目を、血には血を、だ。警察署という場所で、なぜこのような残忍な行為に及ぶことができたのか」と憤った。女性の母親もキルギスの司法制度を批判している。

 警察の発表によると、容疑者の男は女性を襲撃した後、刃物で自らを傷つけ、病院に搬送された。今後、殺人罪で起訴される見通しだ。また共犯の容疑者も誘拐への関与で捜査を受けているという。

■「法の執行と司法の慣行」の問題

 キルギスで「アラカチュー(Ala Kachuu)」として知られる誘拐婚の風習は、過去の遊牧生活の時代にそのルーツをの持ち、旧ソ連時代にも細々と続けられていた。

 一部の専門家は、この風習が続いていることの背景には、キルギス社会の保守主義、近隣諸国に比べ見合い結婚の文化が根付いていないこと、さらには結婚持参金の用意を困難にしている地方部の貧困などがあるとしている。

 キルギスでは、誘拐婚で有罪となると最長7年の実刑判決を言い渡されるが、一部からは法律が適切に運用されていないとして批判の声が上がっている。

 キルギスで国連開発計画(UNDP)のジェンダー・コーディネーターを務めるウムタイ・ドレトワ(Umutai Dauletova)氏は、「法の執行と司法の慣行」に問題があると指摘し、昨年UNDPが行った調査では、誘拐婚に関する刑事事件の約70%がうやむやになっている実態が判明していると語った。

 UNDPが引用した政府データによると、キルギスでは結婚の5分の1が誘拐婚によるものとなっているが、昨年中に誘拐婚の罪で実刑判決を言い渡されたのはたった1人だった。(c)AFP/Tolkun Namatbayeva

2018年8月11日 10:00
www.afpbb.com

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