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【山口県岩国市】豪雨で出荷断念の「獺祭(だっさい)」、何らかの形で販売も検討 1.8リットル換算で90万本分の被害


2018/07/10 09:44

毎日新聞 2018年7月10日 08時12分(最終更新 7月10日 08時45分)
mainichi.jp
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旭酒造本社蔵の清掃をする従業員たち=山口県岩国市周東町獺越で2018年7月9日午後2時6分、古賀亮至撮影

 記録的な豪雨で、日本酒「獺祭(だっさい)」を製造する山口県岩国市周東町獺越の旭酒造は7日、本社蔵や直売所の建物が床上浸水などに見舞われた。従業員たちは9日も蔵や建物から泥水をかき出すなど清掃に追われた。

 桜井一宏社長によると、浸水と停電によって、空調設備も機能しなくなり発酵などの製造工程がストップした。タンクにあった製造途中の酒は、純米大吟醸「獺祭」のブランドでは出荷することはできないが、何らかの形で売り出すことも検討している。

 被害は1.8リットル換算で90万本分、設備修理も含め損害は約14億円から15億円に達するという。コンピューターで温度管理して通年製造しているため、夏場でも被害が大きくなったという。製造を再開するのに2カ月から2カ月半かかるとみている。

 桜井博志会長は「突然の停電に対応できなかった。災害時の電源対策を見直さなければならない」と話した。【古賀亮至】

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