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【朝日新聞】パリの象徴、大聖堂「法隆寺が燃えたような感覚に近い」 ★3


2019/04/17 11:27

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パリの象徴、大聖堂「法隆寺が燃えたような感覚に近い」
有料記事
森本未紀、木村尚貴
2019年4月16日20時24分

 燃えたノートルダム大聖堂はセーヌ川に浮かぶシテ島に立つ。パリの中心で、フランス国内各地への距離を示す時の起点だ。鐘を鳴らしてパリ市民に時を知らせてきた。1991年、周辺の歴史的建築物などとともにユネスコの世界文化遺産に登録され、年間に1200万人が訪れる観光名所となっている。

 1163年に建造が始まった建物は、初期ゴシック建築の傑作。現在の東京都庁もその形をモチーフにしたと言われる。奥行き約130メートル、幅約40メートル、正面の二つの塔は高さ約70メートル。内部で音が鳴ると、残響が広がる。建物の外側から梁(はり)で支えるダイナミックな構造で、高さ96メートルの尖塔が天に向かって伸びていた。建築の文化遺産に詳しい山名善之・東京理科大教授は「パリのどこからでも見え、街の象徴だった」と話す。

 円形の大きなステンドグラスは「バラ窓」と呼ばれ、「高い位置にある窓から差し込む光が幻想的な空間を演出し、パリ市民の宗教心を高めてきた」と山名教授。1789年からのフランス革命ではキリスト教への反発から破壊と略奪の対象になった。今回の火災は「フランス人にとって革命で起きた破壊行為に次ぐ衝撃で、その心の損失は計り知れない」と話す。
 1831年に出版されたビクト…
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