>  > 


【欧米】トランプ氏の訪欧に身構え、岐路に立つ欧米同盟関係


2018/07/11 07:17

jp.reuters.com

ワールド
2018年7月9日 / 09:09 / 12時間前更新

焦点:トランプ氏の訪欧に身構え、岐路に立つ欧米同盟関係
Robin Emmott and Lesley Wroughton

[ブリュッセル/ワシントン 8日 ロイター] - 今週開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を控え、欧州首脳は、トランプ米大統領にもはや何の幻想も抱いていないと語る一方で、同大統領のアメリカ・ファースト主義が、誰のためにもならない「決定的瞬間」をもたらすことを懸念している。

トランプ大統領の就任1年目には、米国の外交政策に安定と親和性を模索していた欧州の友好国だが、今では予測不能な政治的反乱分子としてトランプ氏を受け入れるに至った。とはいえ、自国の優先事案が台無しにされるのを目の当たりにすることが簡単になる訳ではない。

「古き信頼の柱が崩れつつある」──。ドイツのマース外相は、最近行った演説でそう語り、2015年のイラン核合意からの離脱を決め、欧州からの輸入鉄鋼製品に関税を課し、さらに輸入自動車への関税引き上げをちらつかせる米国を暗に批判した。

米国は、欧州に配備する米軍兵力を増強する一方で、他のNATO加盟国の防衛費負担を批判、2017年に行った対ロシア追加制裁では欧州との調整を怠るなど、NATOの古くからの敵対国であるロシアに対して相反するメッセージを送っている。

70年近い歴史を持つNATOにおいて事実上のリーダー役を担う米国大統領は、11─12日に行われるNATO首脳会談でどのようなメッセージを送るか、明白にしている。それは、他の加盟国は、国防費を大幅に増額し、輸入関税を引き下げろ、というものだ。

「NATOに対して、自身の負担費用を払い始めるよう告げる。米国は全ての世話はできない」と、トランプ大統領は先週の演説で語り、「貿易では、彼らにやっつけられている」と付け加えた。

米国が国防費の70%をNATOにつぎ込んでいると、米政府当局者や政治家は常々口にしているが、欧州側は全面的にこれを否定している。ある欧州政府高官は、実際は15%程度に過ぎないと指摘する。

加えて、米国からの輸入製品に対する欧州連合(EU)の関税は、大半がすでに低い水準にあると、欧州政府関係者は語る。

NATO首脳会談が決裂すれば、亀裂が表面化した6月の主要7カ国(G7)首脳会議よりもさらに外聞の悪い結果となる。ロシアのプーチン大統領と16日にヘルシンキで行われる米ロ首脳会談が、友好的な雰囲気で行われれば、なおさらだとNATO外交官らは語る。

ウェス・ミッチェル米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は、ブリュッセルで最近行ったスピーチで、トランプ大統領は、たとえ単独で行動することになろうとも、中東和平などの長年の課題に新たなアプローチを取っていると説明した。

「われわれの行動によって、世界でもっとも困難な問題に対応するための多国間における反応を引き出すことを願っている」と、ミッチェル氏は外交官やNATO当局者に語った。

これは、米国家安全保障会議のフィオナ・ヒル首席顧問(ロシア担当)がEU外交幹部に語った非公式発言と重なる。ヒル氏はトランプ氏の政策決定を矛盾のない全体像の中に位置づけようとしていたという。

「ショックだった。トランプ大統領は、過去に行われた米国とEUの協調政策には関心がないことに気づいた」と、その場にいた幹部外交官の1人は話す。「米国のリーダーシップなしには、物事は動かない」
(リンク先に続きあり)

7.一覧へ戻る
*.
リンク元ページへ戻る

Twitterでつぶやく
LINEで送る
ニュースURL:


| Qwe | DatNews | DatPictures | auch | Flash Lite | オープンアプリ | メニューアイコン | WQVGA待受 | FWQVGA待受 | FWQVGA+待受 | WVGA待受 | FWVGA待受 | FWVGA+待受 | FWVGA++待受 | HXGA待受 | ダウンロード辞書 |
0.トップページへ
Supported by text.qwe