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【武術】津和野藩伝来の「北窓流杖術」、島根の空手家が復刻。欧州でもお披露目


2018/08/11 12:37

www.sankei.com

江戸時代に津和野藩(今の島根県津和野町)で受け継がれていた武術「北窓流杖術(ほくそうりゅうじょうじゅつ)」を、
同県益田市に道場を構える空手家の豊田篤志さん(55)が復刻した。今年6月にスペインで開かれた武道の催しでも、
この北窓流杖術を披露。集まった欧州の武道指導者たちにも技を伝授した。

北窓流杖術は、「杖」と呼ばれる4尺(1・2メートル)の棒を使った武術で、江戸時代に津和野藩で継承されたといい、
幕末には存在していたことが資料から確認できる。その後、明治時代には途絶えたとみられる。

豊田さんは小学生の頃に空手を始め、現在は糸東(しとう)流空手道師範。これまでに国体に6度出場、
2年前までは実業団の大会にもエントリーしていた。その一方で古武道の稽古・指導などにも当たっている。
約20年前、柔術を習うために岡山県津山市の井上一利さんを訪ねた際、豊田さんが益田出身であることを知ると、
「益田の近くの津和野には『北窓流』と呼ばれる杖術があった」と言われ、自身が習得していた限りの技を豊田さんに伝えた。

井上さんは平成26年に亡くなったが、「きちんと復刻したい」との思いを強めた。津和野町を訪れては藩主・亀井家の史料に
当たるなどしたが、亀井氏の津和野入城400年という節目の昨年、復刻の取り組みを本格化させ、「天地」「水月」「三日月」
など6つの技の復刻に成功。道場で生徒たちに伝授している。

「文武の『文』のイメージが強い津和野だけに、戦いの武術というより洗練された文化的な香りを感じる」と豊田さん。
津和野町を訪れ、町長に津和野藩伝来の杖術復刻を報告した。

また、今年6月12〜23日には、スペイン・カタルーニャ州で開かれた国際日本古武道連盟の講習・演武会に、
日本から5人の指導者のうちの1人に選ばれて参加。集まった欧州の空手道や古武道の指導者らに対し、
空手の演武とともに北窓流杖術についてもその技を披露した。また、希望者には指導もおこなった。

海外で大役を果たした豊田さんは「せっかく復刻させた伝統の武術を、地元の津和野町で受け継いでいってほしい」
と思いを強くしている。

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