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【歴史】戦艦「大和」に設計図にない連装機銃…資材不足で?


2017/12/07 19:19

潜水調査の画像解析で確認された25ミリ連装機銃。これまで搭載された記録はなかった=大和ミュージアム提供
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戦艦「大和」の図
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1941年10月、全速力で試験運転する戦艦大和=大和ミュージアム提供
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 太平洋戦争末期、米軍の攻撃で鹿児島県沖に沈んだ戦艦「大和」に、従来知られていなかった砲身2本の25ミリ連装機銃が搭載されていたことが、広島県呉市の潜水調査でわかった。

 当時は対空戦に備え、砲身3本の25ミリ3連装機銃増設が進められたが、戦争末期の混乱で計画通りに設置できなかった可能性があるという。

 潜水調査は昨年5月に実施。水深約350メートルの海底に沈む大和をとらえた約50時間分の映像と約7000枚の写真を調べたところ、連装機銃1基が確認された。設置場所や全体の搭載数は不明という。

 呉市の「大和ミュージアム」によると、大和の装備に関する資料は終戦前後、軍の命令で多くが焼却されたため、現存するのは1944年に旧海軍が作製した設計図が最も新しい。米軍が45年4月の攻撃時に撮影した写真などと合わせた解析の結果、12・7センチの連装高角砲12基、13ミリ連装機銃2基などの存在に加え、44年以降に増設された3連装の25ミリ機銃は、艦中央部を中心に計約50基あったと考えられていた。

 大和の建造時は戦艦同士の戦闘を想定して巨砲が装備されたが、やがて海戦の主力が航空機となり、44年以降の改修で、機銃や高角砲などの対空装備が増設されていた。今回見つかった連装機銃は、機銃の前に写っていた波よけのための覆いが3連装用の大きさだったため、増設時に何らかの事情で急きょ機材を差し替えたとみられるという。

 同館の戸高一成館長は「戦争末期は空襲で国内の流通が破壊されており、資材の供給がうまくいかなかった可能性がある。大和の装備についてはまだ謎が多く、今後も調査を続けたい」と話している。

 同館では、今回撮影した写真パネルなどを展示した企画展「海底の戦艦大和」を開催している。来年3月25日までで、問い合わせは同館。(松田祐哉、山本慶史)

読売新聞 2017年12月07日 09時13分
www.yomiuri.co.jp

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