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【西日本豪雨】「1週間遅れると規格外になり、単価は暴落してしまう」 道路陥没、出荷困難 愛媛・八幡浜、養豚に影


2018/07/12 03:52

大型トラックの通行ルートが寸断され、出荷や餌の搬入が困難になっている八幡浜市日土地区の豚舎=10日午後
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【出荷や飼料搬入難渋】

 7日を中心とした豪雨で、大洲市との境に位置する八幡浜市日土地区では10日現在、八幡浜・大洲の各方面と結ぶ道路が寸断されている。地区の山間部では養豚などの畜産業が盛んだが、大型トラックで行う出荷や飼料搬入は困難な状況で、事態が長引けば影響の拡大が懸念される。

 10日午後、軽自動車で八幡浜市中心部から迂回(うかい)を続けながら約1時間。二つの養豚業者の豚舎がある標高400〜500メートル地点にたどり着いた。通常ならば大型トラックが通行可能なルートは3〜4本あるが、豪雨による路側崩壊や道路陥没、土砂崩れで全て寸断されていた。

 約2100頭を飼育する日土養豚組合では、子豚を含む約350頭がいた繁殖用豚舎に土砂が流れ込み、従業員らが撤去していた。

 「あらゆる道路の寸断で出荷や餌の輸送に使う大型トラックが入れず、難儀している」と社長のAさん(54)。餌の在庫は約2日分。災害復旧に追われ、肥育中の豚に手をかける時間もない。「救いは断水と停電がなかったこと」と前を向いた。

 ブランド豚「日野出豚」を約6千頭飼育する日野出畜産でも、同様の状況に頭を抱える。通常は毎日約7トンが搬入されているが、社長のBさん(59)は「6日から餌が入らず、タンクはほぼ空の状態だ」と明かす。小型トラックで餌を運搬する緊急措置も検討している。

 日土養豚組合は、週1回で約80頭を高知県四万十市の食肉処理場に出荷。日野出畜産は週3回で計約180頭を大洲市の食肉処理場に出荷しているが、浸水し稼働できていない。Bさんは「出荷自体が難しくなっている。1週間遅れると規格外になり、単価は暴落してしまう」と嘆く。Aさんは「切羽詰まった状況で、まずは大型車が通れるルートを一つ確保してほしい」と訴える。

 道路復旧を急いでいる県八幡浜土木事務所は「大洲土木事務所と連携し、11日に大洲市につながる県道瀬田八多喜停車場線で陥没路面の補修工事に入り、12日には大型トラックが通れるようにしたい」としている。

愛媛新聞 2018年7月11日(水)
www.ehime-np.co.jp

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