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「防弾少年団(BTS)問題」韓国メディアはどう報じた? 問題を冷静にとらえている韓国の記者たち


2018/11/14 23:28

原爆写真がプリントされたTシャツやナチスを連想させる帽子を着用した「防弾少年団(BTS)」問題が、日本で連日報道されている。

BTS所属事務所が謝罪文を発表し、「日本原水爆被害者団体協議会」とユダヤ系人権団体の「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が謝罪を受け入れ、事態は収束に向かっている。

韓国ではその間、日本での事態を伝えるストレートニュースとともに、日韓関係の悪化や嫌韓ムードを憂慮する報道が多かったが、記者のコラムや社説のなかには、この問題を冷静にとらえる記事も少なくなかった。

日刊紙「ハンギョレ」は、BTSのテレビ出演中止について「(日本側の)政治的ジェスチャーではないかという見方もある」としながらも、韓国社会における原爆への認識について再考を促す論調の記事を掲載した。

そこでは「人類の悲劇である原爆の写真を使うのは適切ではない」とし、広島で被爆した韓国人のコメントを紹介した。

「原爆投下を扱うときは、当時の惨状や74年間続いた被爆者の苦痛について、よく考えないといけません。韓国は被爆者2400人あまりが生存している国なのです」

さらに翰林大学の日本学研究所のオ・ウンジョン教授は、こうコメントしている。

「(日本での)放送取り消しはよくないことです。極右が嫌韓の口実にしています」

「しかし韓国が原爆問題に対して、極端に被害者・加害者の構図にとらわれているのではないかとも思います」

「核兵器は基本的に人類にとって最も悲劇的な破壊だった。日本人の死に関する写真を、(日本による統治からの)解放の喜びが込められた写真の横に並べるのは適切ではない」

「韓国日報」の東京特派員は、BTS問題を「日本の極右団体が嫌韓のための口実にしている」と批判しながらも、原爆Tシャツについては批判し、韓国側の反応にも意見している。

「日本が1年前のことでBTSを批判することに意図を感じる。だからといって、日本を批判するためにBTSを過度に英雄視したり、Tシャツに対する指摘を『親日』の一言で片づけるのは、むしろ日本内の嫌韓をさらに助長することになる」

「日韓の葛藤が増幅されるたびに利益を得る勢力は誰か。それはわかりきった答えなのだから、今回の騒ぎに関して両国は、すべての感情的な対応を自制すべきだ」

「朝鮮日報」もコラムで冷静な対応を求めた。

「日本は多様な声が存在する民主国家だ」

「嫌韓流は日本にある様々な意見のひとつに過ぎない。それに過敏になるのは、両国関係の悪化を望む人々の罠にはまることになる。

広島平和記念公園には韓国人犠牲者の慰霊碑がある。元々は公園の外にあった慰霊碑を、公園内に入れまいと妨害したのも日本人だし、これに抵抗して公園内に建て直し、共に追悼したのも日本人だ」

「1年前の出来事を探し出して拡散したのも日本人だが、BTSのコンサートの席を埋めたのも日本人なのだ」

今年10月8日、金大中大統領と小渕恵三首相が1998年に「日韓共同宣言」を発表してから、ちょうど20年を迎えた。この宣言を機に、韓国では日本の大衆文化が開放され、日本では第一次韓流ブームが始まった。

紆余曲折を経ながら、日韓の文化交流は現在まで継続されてきたし、それによって両国の相互理解が深められてきたのは確かだろう。

クーリエジャポン
11/14(水) 19:00配信
headlines.yahoo.co.jp

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